青春18きっぷ新潟旅行記2017(初日前半)仙台からの移動と酒造見学
「青春18きっぷ」は名前くらいは聞いたことがあるかと思います。今回初めてこの切符で新潟へ1泊2日で旅行してみました。マイルも飛行機も出てこない記事になりますが、良かったらご覧ください。
〈目次〉
- 「青春18きっぷ」とは?
- 新潟へ行く目的
- 旅行行程
- 往路の移動行程
- 仙台駅から仙山線で山形へ
- 山形駅から奥羽本線で米沢へ
- 米沢駅から米坂線で新潟県村上市へ
- 坂町駅から羽越本線で新潟市へ
- 新潟銘酒「今代司」酒造見学
- 新潟地ビール「沼垂ビール」
「青春18きっぷ」とは?
春夏冬の決まった期間に普通列車に乗り放題できる切符です。JR東日本とか西日本とかの区別がなく全国のJR線に乗ることができます。
1枚の切符で5日分乗車可能で値段は11,850円です。1日あたりにすると2,370円になり遠くまでいけば行くほどお得になります。
仙台から1日で行ける範囲は東京を通り越し大阪辺りまで行けます。乗車時間は17時間を超えますので余程の体力が必要です。
これまでも何度か新潟にお邪魔していますが、いつもは車移動です。高速道路で仙台から3時間程度なので意外と近いです。今回は一緒に行くはずの知人が急きょ行けなくなり、1人で行くならやってみようと思い立ちました。
新潟へ行く目的
青春18きっぷで新潟に行った目的ですが、Jリーグ観戦です。以前の記事でも紹介しましたが新潟に友人がいてベガルタ×アルビレックス戦がある時はお互いに往き来しています。5月の仙台のホーム戦の時の記事はこちらをご覧ください。
お互いリーグ戦では下位にいます。18チーム中仙台は12位で新潟は最下位で崖っぷちの状況です。新潟が降格してしまうと新潟に行く理由が説明しづらくなります。仙台戦以外で持ち直して欲しいものです。
旅行行程
- 初日(前半)⇐今回の記事
仙台駅 ~ 新潟駅 ~ 「今代司」酒造見学 ~ 地ビール「沼垂ビール」
- 初日(後半)
Jリーグ観戦 ~ 古町「志津川水産」で懇親会 ~ ホテル
(宿泊:東横イン新潟古町)
- 終日
ホテル ~ 万代橋散策 ~ 新潟駅 ~ 山形駅 ~ 仙台駅
往路の移動行程
往路の移動行程です。乗継良く行けますが約5時間の移動時間です。
通常であれば 4,430円かかるところですが、青春18きっぷを使うと2,370円で行けます。
仙台駅から仙山線で山形へ
まずは自宅の最寄り駅から仙台駅に向かいました。ここで30分程度乗り継ぎ時間があるのでコーヒーを飲みながら休憩します。
土曜の朝だというのに仙台駅は人が沢山います。
時間になったので仙山線の快速山形行きに乗車します。乗車時間は約1時間10分で途中停車駅は12駅です。
仙山線の仙台ー山形間は1時間に1本程度運行していますが、高速バスのほうが所要時間が短いので電車は劣勢です。仙台市中心部を過ぎると車内は閑散としていました。
山形県に入り山寺駅に到着しました。ここは絶景が見える観光地です。とくに紅葉シーズンはお勧めです。
山形駅から奥羽本線で米沢へ
山形駅で奥羽本線に乗り換えです。米沢駅まで乗車時間は約50分です。
途中高畠駅で東京から来た山形新幹線つばさ号とすれ違います。
山形新幹線は東京ー福島間を東北新幹線と連結して走り、福島ー山形間は在来線区間を特急列車として走るミニ新幹線です。
米沢駅から米坂線で新潟県村上市へ
米沢からは本日最長路線ので坂町駅を目指します。乗車時間は約2時間です。
予想外に乗ってる人が多いです。青春18きっぷで旅行している鉄ちゃんでしょうか。皆さん駅弁を買って乗り込んできます。売店があったなんて知らず失敗しました。
出発早々に眠気に負けて寝てしまいました。1時間後に目が覚めました。風光明媚な渓谷沿いを走ります。
もっといい景色もあったのですがカメラが間に合いません。
いよいよ坂町駅到着で本日最後の乗り換えになります。
坂町駅から羽越本線で新潟市へ
本日最終区間です。新潟駅までの所要時間は約50分です。
ディーゼルから電車になりスピードアップです。車内はそんなに混雑していません。
約5時間の乗車時間で仙台から新潟まできました。暇を持て余すかなとも思いましたが、鉄道の旅は楽しかったです。
新潟銘酒「今代司」酒造見学
友人と合流して、まだ試合時間に早いので酒造見学に案内してもらいます。新潟の銘酒「今代司」です。「井」を斜めにしたようなマークを見たことがあるかと思います。
先代の社長に概要を説明していただき蔵の中を見学します。独特の麹の香りがたまりません。
昔は熱燗の自販機もあったそうです。
日本酒の種類に大吟醸、吟醸、純米という種類があるのはご存知かと思います。一般的に大吟醸が高くて美味しいのですが、その正確な違いはご存知でしょうか?分かりやすい解説がありました。
一升の日本酒を造るのに使う精米の量は変わりません。しかし、その精米の元となる玄米の量が違います。なので高い大吟醸は玄米から多くを削って中の質の良い部分だけで酒造しているそうです。極上大吟醸なるものは玄米の65%を削っているそうです。
一通り見学も終わってお約束の試飲をさせてもらいます。極上大吟醸からいただきましたが、口当たりが良く日本酒の美味しさが凝縮されています。いくらでも飲めちゃいます。買って帰りたかったのですが、やはりいいお値段がします(笑)。
こちらの今代司酒造さんは新潟駅から歩いて行ける距離です。新潟へ遊びに行かれる方は是非立ち寄ってみてください。
新潟地ビール「沼垂ビール」
続いて向かったのは今代司酒造さんから歩いて3分の沼垂ビールさんです。
ここでは地ビールを酒造、販売しています。代表的な3種類の飲み比べセットを注文しました。
左から順に味が濃くなってきます。友人とも意見が分かれましたが、私はIPAが好きです。飲めば飲むほど美味しくなります。それぞれの特徴の解説もあります。
酔いが回って気分が良くなったところで、今回の旅の目的のJリーグ観戦にスタジアムに向かいます。
次回はスタジアム到着からご紹介します。