新幹線に乗る時はJR東日本の「えきねっと」を活用しよう！

みなさん仕事、観光などで新幹線で首都圏に行くことがあるかと思います。その際はJR東日本の「えきねっと」を活用してお得に新幹線に乗りましょう。陸マイラー活動から離れますが最大30%引きで新幹線のチケットが買えるのでぜひご覧ください。

 東北を走る新幹線

東北を走る新幹線は4路線あります。

• 東北新幹線（東京～盛岡）
• 山形新幹線（東京～新庄）
• 秋田新幹線（東京～秋田）
• 北海道新幹線（東京～函館北斗）

山形新幹線と秋田新幹線については、通称「ミニ新幹線」と呼ばれていて山形新幹線は福島駅まで、秋田新幹線は「盛岡駅」までフル規格の新幹線の東北・北海道新幹線と連結して走ります。福島駅または盛岡駅から終点までは連結を切り離し在来線区間を特急列車として走ります。下の写真は秋田駅に停車している「秋田新幹線こまち号」です。

在来線区間は「新幹線」ではなく「電車」の位置づけとなり踏切もあります。乗物好きとしてはおもしろいネタですよね。

 なぜミニ新幹線になったかと言うと整備費でしょう。フル規格の新幹線と在来線を改良するミニ新幹線の整備費は雲泥の差です。本当に整備されるか分からない30年後のフル規格の新幹線と10年後のミニ新幹線を選択するとしたら10年後のミニ新幹線を選択するのが現実的です。

「えきねっと」で買える「トクだ値」

さて「えきねっと」ですが簡単に言うと早期購入することで10%～30%割引の「トクだ値」という割引切符を購入できるサービスです。乗車日の1ヶ月前から販売されますが販売枚数は限られてますので予定が決まっていれば早めに購入するのが得策です。

まずは「えきねっと」から会員登録しましょう。

登録には「クレジットカード」が必要なので手元に用意して手続きを進めましょう。登録自体は簡単なんで説明は省略します。

列車検索してみる

会員登録したところで列車を検索してみます。TOPページから「きっぷ予約」をクリックします。

次のページでも「きっぷ予約」をクリックします。

ID、パスワードを入力してログインします。

「指定席」をクリックします。

路線を選択します。

「乗車日」「出発時間」「利用区間」を選択して「空席確認」をクリックします。

約1ヶ月先だと30%割引の切符が買えます。

やまびこ号の「仙台ー東京」は定価10,370円なので30%割引だと7,000円ちょっとで買えることになります。

 予約後は駅の自動券売機で切符を受け取ります。この際登録しているクレジットカードが必要になるので忘れずに持っていきましょう。みどりの窓口やびゅうでも受け取れるみたいですね。

取消料なんですが「安い切符は一切戻らないんじゃないの？」と思われる方もいるかもしれませんが、乗車日の前々日までは300円です。最悪行けなくなっても許容範囲の金額かと思います。ちなみに「変更」は1回まで可能なので日時変更は手数料がかかりません。

宮城県の県北の人はさらにお得に利用できる

「トクだ値」は残念なことに仙台駅発着の「はやぶさ号」と「はやて号」の設定がありません。東京まで約1時間30分の最速列車に乗るには通常価格で購入しなければなりませんが、「古川駅」発着の「はやぶさ号」と「はやて号」の「トクだ値」を購入することができます。

先ほどと同日で「古川ー東京」を検索するとはやぶさ号の「トクだ値」が表示されます。古川発着のはやぶさ号は本数が少ないので選択肢は限られますが、県北にお住いの方は古川駅からの乗車を検討しても良いかもしれません。

指定列車以外の列車への乗車

「トクだ値」は指定席券になり約款では他の列車に乗ると無効になると記載されています。

以前指定列車に乗り遅れたことがあって出発後だったので買い直しかと思い、念のため駅員さんに尋ねました。

私）この切符出発後なんで無効になりますよね？

駅）ホントはそうなんですが、当日中は改札も通れますし、自由席に乗車すれば大丈夫ですよ。

なるほど。自由席であれば車掌の検札もありません。JR東日本の柔軟な運用方針なのかこの駅員さん独自の判断なのかは不明ですが、そういう扱いをしているのだと思います。ただし、実践される場合は自己責任でお願いします。

秋田、青森、函館旅行にも

 「えきねっと」の「トクだ値」は非常に便利です。「トクだ値」がなくなって通常切符を買う場合も「えきねっと」から購入すると300円引きで購入できるので会員登録しておいて損はありません。

また、上京する場合だけでなく宮城から秋田、青森、函館に向かう列車も「トクだ値」の設定があるので是非活用してください。検索してみると北に向かう列車のほうが「トクだ値」の設定が多い気がします。