東北陸マイラー

旅行・陸マイラー活動を紹介

陸マイラー活動はリスク管理を徹底!「みんなのクレジット行政処分」から学んだこと

このブログを読んでいただいている方はおそらくポイントサイトを活用してマイルを貯めている方だと思います。

最初はクレジットカード発行やFX口座開設に抵抗を感じていた方も件数をこなしてマイルが貯まっていくうちに抵抗が無くなってくるかと思います。そんな時こそ参加すべき案件か冷静な判断が必要です。

 

 〈目次〉

 

ソーシャルレンディング「みんなのクレジット」への投資

 

本格的に陸マイラー活動を始めて約1年経過し、毎月増えるマイルに喜びを感じていました。そんな頃「ちょびリッチ」から投資案件が出され、高額ポイントだったこともありよく考えずに参加してしまいました。

f:id:springpapa:20170702162649j:plain

 

内容は「みんなのクレジット」というソーシャルレンディングへ15万円以上の投資15,000ポイント(13,500ANAマイル)獲得できるものでした。

f:id:springpapa:20170702160317j:plain

 

ソーシャルレンディングとはネット上で融資を受けたい人と融資したい人を結ぶ融資仲介サービスです。銀行ほど審査が厳しくなく利用しやすいため中小企業はかなり活用しているそうです。借りやすい反面高い利息で貸付けを行い、出資者は高い利回りで運用することができます。銀行と決定的に違うのは元本割れの保証がないことと融資先が公表されないことです。出資者に知らされるのは融資先の業種程度になります。

f:id:springpapa:20170702160736j:plain

「みんなにクレジット」の実績を見ても元本割れは無く、ネット評判も悪くないので大丈夫だろうと参加することにしました。

 

 

さらにキャンペーンに便乗して投資実行

 

ポイント獲得条件については、15万円以上の投資となっていましたが、その頃キャンペーンが開催されていて、20万円以上の投資で1万円キャッシュバックされるというものでした。15万円の投資も20万円の投資もすぐ使うお金ではないからと思い20万円投資しました。

この会社はキャッシュバックキャンペーンを頻繁に行っていて、話題になっていました。それだけ利益が上がっているといい方向に考えていました。

私が投資したのは「中小企業支援ローン」というもので12ヶ月の運用になります。利回りは8%で毎月1,300円程の配当金が支払われることになります。

 

f:id:springpapa:20170702160931j:plain

 

投資実行から約1週間後に行政指導

 

ある休日の昼頃にヤフーニュースを見ていたとき「みんなのクレジットに行政指導」というニュースを見つけました。代表的な内容を簡単に紹介します。

  • 公表している融資先ではなく親会社に融資していた(その親会社は債務超過状態)
  • 投資されたお金を融資に利用するのではなくキャッシュバックキャンペーンに使っていた
  • 社長が自分の借金返済に使っていた

もうやりたい放題です。みんなのクレジットの説明では、1、3つ目は回収済みとしていますが真相はわかりません。

この行政指導に対する行政処分の発表が後日ありました。発表前ネット上では「倒産」とか「回収不可能」とか絶望的な予想ばかりでしたが予想に反して「1ヶ月の営業停止」というものでした。悪事は悪事でも使用した金額が小さかったのかもしれません。何はともあれ不幸中の幸いで絶望的な局面からは脱出できました。

 

 

まだ油断できない現在の状況

 

その後約3ヶ月経過しましたが、融資は公表内容通り実行されているらしく、配当は予定通り分配されています。毎月メールで通知があります。

f:id:springpapa:20170702155854j:plain

私が投資したのは108号でマイページからも確認できます。

f:id:springpapa:20170702161241j:plain

ただし1ヶ月とされていた営業停止ですが、3ヶ月経過後の現在も新規募集などの営業再開は未定となっており良い方向に進んでいるとは思えません。このまま運用期間が終了するまで会社が存続することを祈るばかりです。

 

投資案件はリスク管理を厳重に

 

目先のマイルに目がくらみ冷静さを失った結果、この様な事態に陥ってしまいました。

陸マイラーにとって、投資案件に触れないわけにはいきません。口座開設やFXであればリスクを予想できるためここまでの心配は不要かもしれませんが、必ず冷静を保ちリスク管理を徹底して陸マイラー活動しましょう。