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ANA特典航空券予約変更で燃油サーチャージ還元!予約済みの方は必見!

昨年から右肩上がりで上昇していた燃油サーチャージですが、4月から3ランク下がることになりました。予約済みの特典航空券をお持ちの方は一部払い戻しが可能かもしれませんので是非ご覧ください。

 

 《目次》

 

燃油サーチャージ

 

最近はしばらく燃油サーチャージが付加されているので、今更「燃油サーチャージって?」という方は少ないかと思います。要は原油価格が上がれば運賃にプラスアルファして良いことになっているものですね。この燃油サーチャージは航空券を購入(発券)した時の基準で付加されることになります。

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通常航空券を購入する場合はトータル金額で判断する場合が多いかと思いますが、内訳を見るとしっかり記載されています。

 

特典航空券の場合

 

特典航空券の場合ですが、航空会社によって取り扱いが異なります。ANAやJALは特典航空券に含まれないことになっています。予約した時が発券となり、その時の基準で付加されます。

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逆にユナイテッド航空やデルタ航空などは特典航空券に含まれるものになっています。ANAやJALの場合はせっかく特典航空券を予約できたとしても燃油サーチャージが高騰していると別途支払いが生じてお得感が薄れます。

 

サーチャージ額が変更になる場合

 

サーチャージの額は2ヶ月ごとに見直しされます。原油価格の変動によって高くなったり安くなったりします。サーチャージは発券時に付加されますが、航空券を変更した場合はその時の基準でサーチャージ額も変更になります。

格安の航空券は変更不可の場合が多いですが、特典航空券は空席があれば何度でも変更可能です。変更のタイミングで再度サーチャージが算定されるので、高い時期に予約した航空券を安くなったタイミングで変更すれば還元されることになります。

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国際線の国内線区間の変更でも対象

 

ANAの国際線特典航空券は激戦ですよね。サーチャージが還元されると言ってもせっかく取れた航空券を変更する場合思い通りの日程に変更できる保証はないですし、抵抗があります。

ここで地方マイラーに朗報です。国内線区間を含んだ国際線特典航空券の場合は、国内線区間を変更した場合でもサーチャージが再度算定されます。成田、羽田までの地方路線の時間を変更するだけでいいんです。

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燃油サーチャージ改定

 

2019年4~5月

 

今回4月1日からのサーチャージ額は前期間から3ランク下がりました。日本=ハワイは片道で7,000円下がることになります。家族4人だと往復で56,000円も違うことになります。

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長距離路線ほど差額が大きいです。次期(6月1日~)はおそらく上昇するでしょうから予約を検討されている方は5月中に予約することをお勧めします。

 

出国税

 

燃油サーチャージは下がったのですが、最近新たに付加されることになった出国税というものがあります。適用日は2019年1月7日で、発券時はもちろん変更した場合でも賦課されることになります。

課税目的は観光基盤の拡充拡大とあって、そこに異論はないものの子どもまで対象にするとは鬼の日本政府ですね。出国時に1,000円課税されますが、支払いは航空券購入時です。

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1月6日以前に予約した航空券を変更する場合は、燃油サーチャージは下がりますが、出国税が課税されることになります。

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予約済航空券

 

特典航空券

 

現在予約済みの特典航空券は2つあります。

1つ目は夏に行く予定のソウル・沖縄旅行です。目的地をソウルとして、ストップオーバー制度を利用して沖縄旅行もしちゃいます。

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もう1つは年末年始のマニラ旅行です。こちらもストップオーバー制度を活用して名古屋旅行もしちゃいます。

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この2つの予約済航空券は4月1日以降に予約変更することでサーチャージが還元されるはずです。

 

SKYコイン

 

特典航空券以外でもGWの台北行きの航空券も予約しています。こちらはマイルをSKYコインに換えて購入したものです。航空券は格安のものなので、便の変更はできません。

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予約変更結果

 

スタアラ特典の変更手続きは電話のみ

 

予約済みの特典航空券はどちらもアシアナ航空が含まれているので「スタアラ特典」になります。この場合は電話でしか変更手続きができません。

たまたま4月1日は仕事が休みだったので、せかせかして朝7時50分頃電話してみました。現在プラチナステータスなのでプラチナデスクに電話しましたが、その時間はアメリカのコールセンターに繋がれ、なんと60分待ちとのこと!皆さん一斉に変更手続きをしているんでしょうか。

それから8時過ぎに再度電話してみたところ、国内デスクに繋がりすぐにオペレーターに繋がりました。

海外のコールセンターに繋がるのは夜10時からだったと記憶してますが、朝8時まで続いて対応者が少ないことが分かりました。

 

ソウル・沖縄特典航空券

 

こちらの特典航空券を予約した時は前期より1ランク下のサーチャージが適用されていました。よって、4月1日以降に変更すれば2ランク下がることになり、往復で1,400円/人還元されます。

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変更前は諸税・サーチャージなど3人分で23,680円です。大人1人分のサーチャージと航空保険料は2,840円です。アシアナ航空のサーチャージはANAと多少違うかもしれませんが、おそらくサーチャージが2,000円程度、航空保険料は840円程度ですね。

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オペレーターへ燃油サーチャージ還元のため国内線区間を適当に変更して予約を戻したい正直に伝えると、空席を調べて還元額を計算してくれました。

オペ)前日の便に空席があるので変更可能ですが、現在の予約に戻せる保証はありません。400円/人還元されますがいかがしましょうか?

還元額が想定より少なかったのは出国税のせいです。数百円のために前泊する羽目になったら元も子もないので、変更しないことにしました。

 

マニラ特典航空券

 

こちらも特典航空券を予約した時は前期より1ランク下のサーチャージが適用されていました。よって、4月1日以降に変更すれば2ランク下がることになり、往復で4,000円/人還元されます。ただし、今回の特典は復路はアシアナ航空のソウル経由なので、若干違う結果になるでしょう。

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変更前は諸税・サーチャージなど3人分で41,170円です。 大人1人分のサーチャージと航空保険料は8,340円です。1月7日以降の予約なので最初から出国税も課税されています。

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ストップオーバーを活用して名古屋ー仙台を前にくっつけて予約しました。名古屋旅行の希望日程が固まり、空席もあったのでこちらの区間を変更します。

こちらが変更後の諸税・サーチャージなど3人分で30,270円です。約11,000円還元されたことになります。変更前後を比較すると大人は3,980円、子どもは2,980円の還元になりました。

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まとめ

 

狙っていたとおり日程変更することで、サーチャージ約11,000円が還元されました。物価の安い国では豪華なディナーがいただけます。変更の余地がある方は是非お試しください。